当社は、公益財団法人京都産業21から交付された補助金を使用し、Aqua Plasma®を応用した新型コロナウイルス不活化技術を完成しました。
Aqua Plasma®は、水蒸気を用いた当社独自のプラズマ処理技術であり、半導体・電子部品分野において幅広くご利用いただいております。当社は、2020年6月12日に、公益財団法人京都産業21より新型コロナウイルス感染拡大防止に貢献する製品等の開発、量産化の取り組みを支援する『新型コロナウイルス感染症対策技術結集事業』として2,000万円の補助金の交付を受けました。この度、新型コロナウイルスをAqua Plasma®を用いて不活化する技術を完成させ、東京大学生産技術研究所で効果確認を行い*、本事業を終了しました。今後は、本技術を当社のヘルスケア事業に取り入れて事業化を図る予定です。
本技術の事業化にご関心のある事業者様は当社にお問い合わせください。
*エンベロープと一本鎖RNAを持つ新型コロナウイルスと同様のレンチウイルスを用いて効果確認を行いました。
新型コロナウイルス不活化装置外観
<お問い合わせ先>
サムコ株式会社
広報・IR室 土橋 篤志
TEL (075)621-7841
E-mail koho@samco.co.jp