去る12月5日(火)、名古屋大学の天野浩教授が米国シリコンバレーの当社オプトフィルムス研究所を訪問されました。天野教授は、青色発光ダイオードの開発で2014年ノーベル物理学賞を受賞されています。当社は1987年2月にオプトフィルムス研究所をカリフォルニア州サニーベールに開設し、本年で30周年を迎えました。天野教授に当社装置をご紹介し、さらに米国シリコンバレーでの日本企業の活動に関して有意義な意見交換を行いました。
当社は、GaN(窒化ガリウム)など窒化物半導体のプロセスおよび装置開発に長年取り組んでまいりました。天野教授には、薄膜技術分野の研究開発に対する助成、顕彰を目的に設立されたサムコ科学技術振興財団の第1回研究助成金贈呈式にて、記念講演を行っていただきました。
当社は名古屋大学との協力関係をさらに強固にし、今後も窒化物半導体のプロセスおよび装置開発に取り組んでまいります。
当社オプトフィルムス研究所前にて (中央が天野教授)
天野教授に当社装置をご紹介