当社は、東南アジア地域での販売拡大とサービス体制の充実を狙い、2016年8月10日付でマレーシア支店を同国の首都・クアラルンプール近郊のペタリングジャヤに新規開設いたします。
当社は、東南アジアでは1996年にシンガポールに支店を開設し、営業活動を中心にサービスなどを行ってまいりました。近年ではシンガポール周辺諸国においても半導体・電子部品製造の拠点が増加しており、特に近隣のマレーシアにおいては欧米系のデバイスメーカーの生産拠点が増加しております。2012年にはベトナム(ホーチミン市)にサービスオフィスを開設し、東南アジアでの販売・サービス活動を行っておりました。しかし、欧米系デバイスメーカーの後工程生産拠点が集積するペナンやクアラルンプール、マラッカなどの地区からは離れており、また、マレーシアには重要顧客の研究機関もあるため、ベトナムの拠点を廃止し、アクセスが便利なクアラルンプール近郊に拠点を開設することといたしました。
当社は、マレーシア支店に販売・サービス要員を4名配置し、同国で主に生産用のドライエッチング装置やドライ洗浄装置などの自社製品の拡販を積極的に進め、売上高を3年後には5億円程度に高めようとしております。更に、2014年5月にグループ傘下となったsamco-ucp社(本社 欧州リヒテンシュタイン)の主要顧客がマレーシアをはじめ東南アジアに集中するため、同社の主要製品である生産用リモートプラズマ洗浄装置の販売・サービス拠点としても活用し、現在2億円弱の同社の売上高を3年後には5億円程度に上げ、マレーシアでの両社製品の売上高を合わせて10億円程度に拡大する計画です。
※ サムコ・マレーシア支店の住所
C-8-21, Block C, Centum @ Oasis Corporate Park,
No.2, Jalan PJU 1A/2, Ara Damansara, 47301
Petaling Jaya, Selangor Darul Ehsan, Malaysia