ニュースリリース

2013年

2013年03月25日

福島復興再生基本方針に基づく超高効率太陽電池の開発プロジェクトにプラズマCVD装置にて貢献

 平成23年7月29日に決定された『東日本大震災からの復興の基本方針』ならびに福島復興再生特別措置法のもと平成24年7月13日に定められた『福島復興再生基本方針』に基づき、『革新的エネルギー研究開発拠点形成事業(研究統括 小長井誠東京工業大学大学院教授)』が平成24年度から28年度までの5年間実施されます。復興庁、文部科学省および経済産業省が連携し、文部科学省から委託を受けた独立行政法人科学技術振興機構の支援によって、再生可能エネルギーに関わる開かれた世界最先端の研究開発拠点が福島県に整備され、革新的な超高効率太陽電池の実現を目指した研究開発が実施されます。
 当社は創業当初より太陽電池の研究開発向けでプラズマCVD装置の豊富な納入実績を有しており、独創的なマルチチャンバータイプやクラスタータイプの製品は高い評価を頂いております。本プロジェクトでは、これまでの常識を打ち破るエネルギー変換効率30%以上のシリコン太陽電池の実現に向けた研究が行われますが、当社はヘテロ接合型結晶シリコン太陽電池に使用される水素化アモルファスシリコン(a-Si:H)系膜の形成用にクラスタータイプのプラズマCVD装置Model:PD-2203Lを受注し、このたび納入致しました。

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クラスタータイプのプラズマCVD装置Model:PD-2203L