去る2009年10月6日から8日、ドイツドレスデンメッセで開催されたSEMICON Europe2009において、当社は欧州初の展示、出展を行いました。展示品はオプトデバイス分野のLED、半導体レーザなどの生産用途向けCVD装置、ICPエッチング装置およびMEMS用途と高速エッチング装置などの紹介を行いました。
当社はこれまで、日本の研究開発拠点に加え、イギリス ケンブリッジ大学や、米国東海岸の有力大学との共同研究など、グローバルな研究開発体制を敷いてきましたが、海外の販売についてはアジアおよび北米市場が中心となっていました。
今回、従来からの環境関連の需要の高まりを受け、高い成長を見せているLEDなどのオプトデバイス関連での装置の販売面において欧州市場への開拓を積極的に行っていきます。
SEMICON Europe2009ではドイツのみならずオランダ、オーストリア、スイス、チェコなどヨーロッパ一円の新規顧客の発掘につながりました。また、ヨーロッパ市場初の代理店としてドイツ、イタリア、チェコの3社に当社製品の販売権を供与することで合意しました。
この3社の当社製品の販売開始は本年10月30日で、特にドイツ市場では当社の得意とするオプト分野で多くの有力企業があります。また有力な研究機関も多いことから、今後化合物半導体市場を対象としたICPエッチング装置やCVD装置の積極的な拡販を現地の代理店を通じて行っていきます。
2009年10月15日