当社は国内外の有力大学と共同研究や技術交流を積極的に行っており、2006年9月には中国の清華大学と次世代通信分野などに応用されるナノ加工技術の共同研究に調印しました。
　その共同研究1周年を記念し、11月2日、北京の清華大学において、『最新のナノテクノロジーとその応用』をテーマに『サムコ・清華大学　薄膜技術セミナー』と技術交流会を開催しました。

　サムコ薄膜技術セミナーは、最先端の『薄膜技術』を広く研究者や技術者に伝えることを目的に、創業の1979年に第1回を開催し、これまで13回、京都および東京でマイクロマシン技術や強誘電体薄膜形成技術、ナノフォトニクスなどをテーマに開催してきました。
　毎回、世界的権威を講師に迎え、高い評価を頂いております。今回が初の海外での開催となりました。

　世界的なナノテクへの関心の高まりを背景に、清華大学や北京大学、中国科学院などの研究者や大学院生が予定を大幅に上回り、130名以上ご参加くださいました。活発な議論が行われ、日中間の技術者、研究者のナノテクノロジー分野の交流の場として大盛況となりました。