銅は、電気特性や熱伝導に優れており、めっきや加工が容易なため、電子部品の材料として幅広く用いられています。しかし、酸素雰囲気での加熱などで容易に酸化する金属で、酸化銅表面に配線を行うと抵抗となり、電気抵抗の変化や接触不良などの問題を引き起こします。
Aqua Plasma®は還元作用を用いたプラズマクリーニングプロセスであるため、銅を酸化させることなく、洗浄することが可能です。酸化銅のメダルをAqua Plasma®で処理した結果(写真右)、酸化され赤く変色していた部分が還元され、元の銅色に戻っています。
